平面作品の展示販売。
いつでもそこにあるようで、瞬間瞬間に移り変わってゆく小さな景色。
そのひとときに心を留め、私の感じる内なるきらめきを描きます。
「同じものを見ても人によって感じることが全然違う」ことに感動した日がありました。
それは人の経験、記憶、感受性、様々なことが混じり合ってできているその人だけの琴線で、そして新たに知り、出会い、溶けていき、心に響くものもまた移り変わっていきます。
だからこそ、今この瞬間に生まれたときめき、心に通る風、わくわくとした気持ちや嬉しさ、自然がくれるなぐさめ、私自身の体験や実感、そういう目に見えないものを表現したいと思っています。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日であるという春分の日が個展初日となりました。
見てくださる方の琴線に触れる小さな景色がありますように。